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(左から)井上三太氏、吉村由美さん、小栗旬さん、中村獅童さん、新井浩文さん、井上靖雄監督
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井上三太原作のサイコ・サスペンス・コミック『隣人13号』が映画化! 主要キャストと原作者、監督による舞台挨拶が完成披露試写会で行われました。
『隣人13号』は、小学生の時に受けた執拗なイジメのために精神的に追い詰められ、自分の中に別の人格“13号”を生み出した主人公・村崎十三が、宿敵に復讐するというサイコ・サスペンス。十三を小栗旬さんが、13号を中村獅童さんがと、1人の人物を2人の役者が演じています。
「この役を見られたら好感度が落ちちゃいますよ!」(中村)
まず原作者の井上三太氏が、「素晴らしい映画が出来たのでハッピーです」と挨拶。
続いて、恐ろしい殺人鬼“13号”を演じた中村獅童さんが
「とにかくせっかく『いま、会いにゆきます』が大ヒットしているのに、この役を見られたら絶対好感度が落ちちゃいますよ。俳優は好感度が大切ですから。映画の中の僕はお芝居ですから、見てもすぐ忘れて欲しい。人にすすめないで欲しいです」
とコメントして会場は爆笑。
主人公・村崎十三役。今、若手注目株の小栗旬さんは「あの…ゆっくり見てください」と対照的に短い挨拶で、これにも笑いが起きました。
続いて、イジメの張本人で暴走族の元総長・赤井トールを演じた新井浩文さんは、
「撮影の後、スタッフの人たちに自分の中にいる13号の話をしたら『それ捕まるよ』と言われてしまいました(笑)」
どんな13号かは教えてくれなかった新井さんですが、ラストでの“13号”との壮絶なバトルシーンはすごい迫力です。
赤井トールの妻・のぞみ役、PUFFYの吉村由美さんは映画初出演。
「フィルムの自分を見て、あまりに普通すぎて恥ずかしいくらい。足を引っ張らないように頑張ろうとしました。演技をするというよりは、ヤンキーっぽい役だったので、私はもともと顔がヤンキーっぽいからキャスティングされたのかな? 金髪に染めたりして、10歳くらい実年齢より若い役を頑張りました。子供役の子と話のレベルが同じで、ショックで(笑)」
現場は男性ばかりだったので「猫可愛がりされました」という吉村さん。
「いろんな意味で初めての経験をさせてもらい、勉強になりました。ドキドキしたり、ホッとしたり…人間味のある映画だと思います」
原作者の井上さんが「監督に初めて会った時、いい笑顔で。この人にお願いしたら大丈夫だと思ったのですが、非常にいい意味で“変態”でした。怖い映画です」とコメントした井上靖雄監督は、PV出身、映画は今回初監督。
「僕には自覚がないんですが、非常に怖い映画になっているらしいので、心して観て下さい」との挨拶でした。
「不完全燃焼のまま終わる毎日でした(笑)」(小栗)
改めて作品を観た感想を聞かれて、「特殊メイクされた顔を見たとき、自分でもビックリしました」という中村さんは、「撮影は自分の中では過去のことになっているのに、今日思い出しちゃって気分が悪いです」と答えて、また笑いが。
「子供には真剣に泣かれちゃうし、人の顔は踏んづけちゃうし、人の体をひっぱたいたり、日本刀は振り回すし、してはいけない事を何でもしてしまっているので…。撮影中はまだいいんですが、一人になった時いやーな気分になるんですよねえ。出来れば見てもらいたくないです」
対して小栗さんは、
「二重人格者ということで、精神的に追い詰められて、怒りを溜め込んで爆発寸前で獅童さんに変わってしまうので、発散しきれませんでした。不完全燃焼のまま終わる毎日だったんですけど…」
“13号”とは全くの別人格なので、あえて役作りを話し合ったりはしなかったという2人ですが、なんと小栗さんと中村さんは出身校が同じだということが話をするうちに分かったのだとか。
「すごくいい経験をさせてもらいました」という小栗さんに、中村さんが「いい人ぶってない?」と突っ込みを入れたり、「個性的な役者さん揃いですが」と聞かれた監督が「皆、変態なんですよ」と答えて中村さんや新井さんに「冗談じゃないよ」「ふざけんなよ」と文句を言われたり。
また中村さんは「見ないで欲しい。こんなはずじゃなかった。監督にはめられた」と何度も何度も繰り返して、映画のプロモーションとは思えないような会見になりました。
「好感度ガタ落ち」と言い続けた中村獅童さん演じる“13号”。粗暴な行動、狂気の表情、その極悪非道ぶりは確かにハンパじゃありません!
どうかこの映画は、“心して”観て下さい。
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