今回4度目の来日になるヴィゴは、1月の「ロード・オブ・ザ・リング」での来日時より髪が少し伸びて、ソフトなムードをかもし出していました。今作品でヴィゴが演じるのは、インディアンの血を引くカウボーイ・フランク。奇跡の野生馬ヒダルゴとともに、死のレースへと挑みます。
ヴィゴ・モーテンセン、初の主演作品
初主演作品のプロモーションで、また一人きりでの来日という事で、「本当は馬のT.J.(ヒダルゴ役)や他のキャスト達も一緒に来日出来れば良かったのですが、今回は一人で寂しい気がします」と挨拶。
時折、持参したマテ茶(エネルギーをくれ、健康にいいということでで愛飲しているのは有名!)を飲みながら、一つ一つの質問に丁寧に答えてくれました。
3000マイルもの呪われた砂漠での過酷なレース場面が見どころですが、特に大変だったシーンは? との質問に、「ケースバイケースだと思うけれど、どんなに苦労があっても美しい景色に囲まれての撮影は楽しかった。砂嵐がおきたりして、やはり自然は厳しくもあり、馬たちやスタッフも大変だったと思うけれど、いいチームでいい仕事が出来ました」と映画に想いをはせながら、優しいまなざしで語りました。
また、レースシーンで馬がスタートする場面では「たくさんの馬が押し合いへし合いするのでとても危険だったが、幸いたいしたケガ人も出なくて、ラッキーだった」とのこと。
「アラビアのロレンス」の名優との共演!
名優オマー・シャリフとの共演については、「監督から彼が出演してくれると聞いた時は本当に嬉しかった。西洋と東洋をあわせもつコスモポリタンそのものの彼が出てくれたことは
幸運のお守りを手に入れたようなもの。いい役者とは彼のような人のこと。まわりをいい雰囲気にするだけでなく、繊細でさりげなく、よく練りこまれた演技の出来る人」と語りました。ヴィゴは彼を人生の師ともいい、今回の共演で様々な部分を学び、役者として成長出来たよう。
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反戦活動に熱心なヴィゴの胸元にあるのは、国連のバッジなのです。
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「この世の中には新しい発見が常にあるので、人間として永遠に学びたいと思っている。その気持ちを持ち続けたい」と話すヴィゴは、謙虚で人生を大切に生きている人という印象でした。
馬のT.J.(ヒダルゴ)との撮影中のコミュニケーションは? と聞かれ、「優れた俳優と言うものは、人であれ馬であれ同じ。T.J.は興味深い、予想以上の演技をしてくれた」と絶賛。生きた馬との共演はなかなか思うように行かないものですが、意気のあった演技が出来て良い結果が出たようです。
「オーシャン・オブ・ファイヤー」は様々な人物が登場して対立するが、努力によりお互いが理解していく、というストーリー。この作品について、「映画はメッセージを伝えるというよりは、やはり、まず観客に楽しんでもらうもの。この映画はSFXなどの映像を観るというのではなく、古き良き時代の古典的な娯楽映画になっていると思います。ストーリーの根底に流れている太い何かが、人というものはお互いに結ばれているんだということを伝えてくれていると思います」とヴィゴは真摯なまなざしで話してくれました。
ストーリーの根底に流れている「何か」を探すもよし、ヴィゴと一緒に馬にまたがり砂漠を疾走する気分に浸るもよし―。
ヴィゴが語ったように、映画はまず楽しむもの。「オーシャン・オブ・ファイヤー」で大いに映画を楽しもう!
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